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FF-scholar 元渓流魚の研究者によるヘタクソFFblogです。

箒川C&R

犀川より紅葉の進みが遅いんだなぁ・・・
そんなことを思いつつ、冬季ニジマスC&Rの定番・塩原の箒川へ。
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まずは魚の顔を!ということで、特製ニンフのルースニングから開始。
ところが、昨年・一昨年は軽く20尾超えを果たしたシステムも、今回はまるで反応なし。

渓相を見ると2〜3m程度増水した様子。
その渓で生まれた魚、あるいは放流後数年以上経った魚は、自分の棲む川の特徴を掴んでいるため、
増水時の避難場所を把握しており、結果として大増水後も同じエリアに留まるという研究結果があります。
(ちなみに増水に強いのは、イワナ>ヤマメ>ニジマス だそうです)

ということは、度重なる増水によって今年放流のニジマス君は流されてしまったんでしょうか。。

・・・なんて考えていると、足下を50cmオーバーの魚影がゆったり泳いでいました。
うん、魚はいる!とここでやる気復活。


で、結果として、
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ある小さな流れから40&41cmを連続ゲット。恐らく当日放流の魚が溜まっていたのでしょう。
意外にも、魚体はなかなかキレイでした。背びれは有りませんでしたが(笑)

その後は反応が無くなったので、別のポイントへ移動。
今日、何人ものフライマン・ルアーマンが攻めていたこのプール。
そう簡単には・・・なんて思いキャストすると、何とすぐ反応が!
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サイズは30cm程度ですが、強烈な引きと完璧な魚体に大満足でした。
放流後時間の経った個体だと思いますが、箒川、こんな魚もいるんですね!


さてイブニングにはドライで1尾を!!なんて思い移動しましたが、
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入る隙間すら無く・・・(涙)
しばらく見ていましたが、当日ライズがピークだったのは4〜5時頃。
ただピークといっても極めて散発で、釣果も好調とは言い難い状況でした。

あと1〜2回放流が行われた後は、状況も良くなるかもしれませんね。
by takeiwana | 2011-10-09 14:32 | Stream