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FF-scholar 元渓流魚の研究者によるヘタクソFFblogです。

日光湯川

ドライで釣るなら、時期的にまだちょっと早いかも・・・
なんて思いながらも、最悪ニンフで通せば良いやと思い、
上司と共にブルックトラウトに会いに。。
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道中、日光道〜清滝〜いろは坂〜中禅寺湖畔〜赤沼と進むにつれて、木々の葉の量が確実に減って行きます。
この変化を見ながらのドライブは、季節の変遷を楽しむことが出来て、意外と好きなんです。




朝7時の段階で、すでに駐車場には7〜8台が。
まぁ、ここは誰かの後にポイントに入るなんてことは往々にあるので、
先行者の存在はあんまり気にせず、適当なポイントへ入渓。

水温は測るの忘れました(笑)が、思ったより高く、12〜3℃くらいでしょうか。
ユスリカやコカゲ、カワゲラが思いのほか多く飛び交っていました。
が、ライズは全く見られないので、まずはルースニングから。

ここでの釣りは、ブルックの生態を理解したポイント選定がドライ・ニンフ関係なく重要。
それを理解した攻め方さえすれば、先行者が立ち去った直後であっても、
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かなりの確立でご対面できるわけです。

その後も釣果に恵まれ、2週連続で20尾超え。
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しかも27cmのホンマスまでキャッチに成功。こんなサイズも居るんですね。。
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何となくですが、今年の湯川はアベレージサイズが去年より大きくなっている気がします。
ブルックトラウトはニジマスより釣られやすく、イワナやヤマメを遥かに越える、「おバカ」な魚です(笑)
そんな魚でも、湯川を管理する全内漁連の発表によると、生息密度は毎年上がってきているとのこと。
有名河川で釣り人が多く、さらに放流無しという渓であるからこそ、
C&Rが効果的であることが手に取るように判ります。


さて午後になると幾分ライズが見られるようになってきました。
もしかすると、下流エリアでは午前からあったのかも知れませんね。
ただ、ストマックを見るとまだまだ水面への意識は小さいらしく、
周囲のフライマンも、ドライではあまり芳しく無い様子。
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来月は禁漁撤回となった下流域で、
ドライオンリーで楽しんでみようかと思っています。
by takeiwana | 2011-05-22 22:41 | Stream